王国の新たなる力 〜ただの散財日記とも言います〜
１９９９年０４月第３週の新たなる力（その２）
０４月１２日（月）
・ＳＲシリーズ マグネロボコレクション（ユージン）
続々と不可思議な（誉め言葉）ラインナップを出し続けるユージンの
ＳＲシリーズ、今回は「マグネロボシリーズ」です。
「そのマグネロボって何？」と思われる方も多いかもしれません。
おそらく「磁石の力で変形・合体するロボット」だと思う（いい加減）のですが、
それよりも「番組放映当時タカラが発売していた、磁石を利用して
組み替え遊びができるおもちゃ」という説明のほうがしっくりくる
ような気がします。
実際、私は「鋼鉄ジーグの番組」の内容はほとんど覚えてないのですが、
「鋼鉄ジーグのおもちゃ」はしっかり覚えています。
とまあ、そんな事は置いておいて・・・・。
「鋼鉄ジーグ」より、パーンサロイドとジーグです（写真左から）。
「鋼鉄ジーグ」といえば、どうしてもおもちゃのジーグを思い出してしまうので、
それと比較するとすごく細身な感じがしてしまいます。劇中のジーグはこんな感じ
だったのでしょうか？ 勿論、これはこれで充分カッコいいと思います。
ただ、その長い足のせいでバランスが少々悪いです（笑）。
パーンサロイドは番組途中より登場する、ジーグのパワーアップユニットです。
ジーグと合体したケンタウロス形態は子供心に「スゲーカッコいい！」と思った記憶があります。
という訳で、ジーグの上半身とパーンサロイドの下半身を合体させて劇中どおりの
形態をとる事ができます。
ユージンは以前から「飾るだけのガチャ」ではなく「遊べるガチャ」を色々と
試行錯誤していましたが、今回はその中でももっとも成功しているパターンといえるのではないでしょうか？
また、今回もオプションパーツが豊富に付属しています。ジーグにはこの「ドリル」が付属しています。
「マグネロボ ガ・キーン」より、プライザー、ガ・キーン、
マイティーです（写真左から）。プライザー＆マイティーは２体で１セットになっています。
ガ・キーンといえば「太もも」なのですが（笑）、なかなか上手い造形に
まとまっていると思います。ガ・キーンなら足が長いのもお似合いですし。
ただ、やっぱりバランスが悪いです。私の持っている物はどうやっても自立しません（泣）。
サポートメカ？ のプライザー＆マイティーも小さいながらもなかなかいい感じです。
子供のころ、プライザーは買ってもらえたのですが、ガ・キーンは買ってもらえなかったなあ・・・（しみじみ）。
勿論、プライザー＆マイティーを合体させる事が可能です。
それぞれと合体用の専用パーツが付属という凝りようです。
「超人戦隊バラタック」より、バラタックです。
さすがに変形はしませんが、そのぶんカッコいいプロポーションに
まとまっています。ドリルも尖っていますし（笑）。
オプションとして右腕のユニット（ターボランチャーでしたっけ？）が付属しています。
また、造形の違う頭部が２種類付属しています。一体これは何でしょうか？
椀部ユニットによって頭部の形が変わるとか？
で、写真をご覧いただければおわかりになると思うのですが、今回は塗装が
なかなか奇麗に仕上がっています。実際、今までのユージンのロボットものでは
一番の出来だと思います。ですから「ユージンのは塗装がちょっと・・・」という方にも
今回はオススメできる出来だと思います。
確かにエルドランやガオガイガーと比較すると塗りわけは簡単ですし、
バンダイのＨＧシリーズと比較するとまだまだの感があります。
とは言っても、塗装のクォリティが高いのは素直に歓迎すべき事だと
思うので、これからもこの調子で頑張ってほしいものです。
