王国の新たなる力 〜ただの散財日記とも言います〜


1999年09月第5週の新たなる力(その2)


09月27日(月)

 ・エヴァンゲリオン零号機・改(海洋堂)

 「単純な関節なのになぜか色々可動する」初号機・弐号機に続き、零号機・改の登場です。
 EVAの中ではこの零号機が一番好きなので、個人的にはすごーく楽しみにしていました。

 零その1

 零号機というと、みなさん何を思い浮かべますか?
 私は真っ先にやられてしまういわゆる「やられ役」みたいなイメージがあるんですけど、
 このフィギュアはそういったイメージをよく表しているように思います(笑)。
 基本形状は他の2機と同じなのですが、全体的にマッシヴな感じが削ぎ落とされたような
 プロポーションになっているような気がします。

 また、やたらと暴力的な2機と違い、零号機はなぜか「銃火機を使う」イメージが
 私にはあります(実際はそうでもないんですけどね)。
 少し極端な言いかたですが「プログナイフをカッコよく持てるように設計された」のが
 他の2機だとしたら「ライフルをカッコよく持てるように設計された」のがこの
 零号機・改だと思います。

 零その2

 上と同じポーズを正面からとったものです。他の2機以上にまっすぐになりません(笑)。
 特に腕はどうやっても曲がってます。また、腰が斜めにスパッと切られているのも特徴です。


 零その3

 フェイス部です。相変わらず素晴らしい出来です。
 目の部分は塗装、頭部のレンズにはクリアパーツが使用されています。


 零その4

 ここからが零号機・改の本領発揮です。
 MSのプラモデルを組んだ事のある方はよご存知かと思いますが、
 大型の火器をロボットに構えさせる場合、「肘と肩の曲がり具合」が重要なポイントになります。
 例えばガンダムのビームライフルを両手で構える場合、右腕の肩と肘をめいっぱい後ろまで
 引かないとポーズがカッコよく決まりません(可動戦士を思い出してみてください)。
 ドムのジャイアント・バズなんかもそうですよね。

 で、この零号機・改ですが、その辺りがとても考えられた作りになっています。
 肩のスイングに関しては他の2機と同じなのですが、肘の曲がる角度(曲がりかた)が
 他の2機と大きく異なっています。
 上のポジトロンライフルを構えている写真をご覧ください。両腕がすごく自然な
 角度で曲がっていると思いませんか?
 この「肘を引いたポージング」がすごく綺麗に決まるよう、関節軸の調節が
 なされているのです。
 結果、今まで以上に肘は真っ直ぐに伸びなくなったのですが、この選択は
 勿論正解といえるでしょう。

 ちなみに武器は全部プラ製です。ですから、ライフルの重さに負けてしまうような事は
 ありません。


 零その5

 勿論それは他の両手持ち武器でも威力を発揮します。
 スナイパーライフルもこのように、すごく自然な感じの「カッコいいポーズ」を
 とる事が可能です。


 零その6

 また、腰のひねりの軸位置が変わったことによって、例の狙撃ポーズ? も
 ごく自然にとる事ができるようになりました。


 零その7

 今回、付属品の写真を撮るのを忘れてました(笑)、申し訳ありません。
 ポジトロンライフル・スナイパーライフルの他には手首数種にアンビリカルケーブル、
 そしてこのN2爆雷が付属しています。
 勿論、それ用の手首も付属していますので例の

 「ライフルも持たずに?」

 ポーズも簡単に再現することが可能です。


 汎用人型決戦兵器

 という訳で、EVAの立体ものとしてはLMHGと対を成しながらも
 新たなアプローチを見出したこのシリーズ、EVAが好きで「カッコいいポーズ」が
 好きな方でしたら、間違いなく買いのアイテムといえるでしょう。

 1体2980円、3体購入しても1万でお釣が来ます。内容を考えると破格のプライスと
 いえるのではないでしょうか? ちょうど初号機も再出荷されましたしね!
 というより、初号機壊しちゃったんでもう1体買わないと・・・・・(泣)。


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