王国の新たなる力 〜ただの散財日記とも言います〜


1999年09月第5週の新たなる力(その4)


09月30日(木)

 ・デジモンアドベンチャー超進化シリーズ・エンジェモン(バンダイ)

 バンダイの意外な伏兵、デジモンアドベンチャー超進化シリーズです。
 私はコレの存在を初めて知ったのは、テレビのCMでした。
 で、気にはなってはいたんですけど、これ以上守備範囲を広げるとマズイ!
 という訳であえて無視していたのすが・・・・・。 >いつもと同じパターンやのう。

 いや、でも買ってよかったですよコレ! >これもいつもと同じパターン

 で、実は番組を観た事ないので詳しい説明はできないのですが、
 この頃流行の「進化もの」をなかなかナイスなギミックで再現した良質のおもちゃと
 いえると思います。

 ギミックだけでいえばBWネオシリーズの足元にも及びませんが、
 「いったいどういう変形をするのだろう」という「ワクワク感」と、
 「ああ、これがこうなるのか」という「ナルホド感」は間違いなくこちらの方が上です。

 ホント、個人的には初代BWに似た衝撃を受けましたよ。


 パタモン

 エンジェモン

 エンジェモンその3

 写真上から、パタモンとエンジェモンです。
 一応説明しますと、上のパタモンが「超進化(変形)」してエンジェモンになります。
 特筆すべき事は、「両方のデザインが非常に素晴らしい!」事です。
 パタモンはかわいく、エンジェモンは非常にカッコよく仕上がっています。
 特にエンジェモンはメチャクチャカッコいいです。
 なにせパッケージのエンジェモンの写真を見て購入を決定したくらいですから。

 私の記憶が正しければ、デジモンというのは最初は携帯ゲーム機からのスタートだった筈です。
 という事は、これらデジモンというものは元々玩具化(立体化)される事は考えられて
 なかったのではないでしょうか?
 しかも、こんな無茶な(笑)進化パターンを、実際にギミック化する等とは、
 当時思ってもみなかった事と思います(違っていたらごめんなさい)。

 特にエンジェモンは現在発売されている4種の中では、一番進化前と進化後の形態に
 差異があります。
 パッと考えただけでは「ゲッターロボ?」って思ってしまう位です(笑)。


 超進化

 で、変形のギミックはコレです。パタモンの中にエンジェモンを収納するというタイプの変形です。

 「なんだ、簡単じゃん」

 と思われるかもしれません。実際、変形ギミックだけでいえばかなり簡単な部類に入ると思います。

 しかし、私はこのギミックを思い付いた事自体がスゴイと思うのです。
 変形が前提となるBWでは、デザイン化する時点である程度公式(変形ギミック)を内臓できるのです。
 しかし、問題(変形前)と解答(変形後)しか用意されていない中で、このような公式を
 思い付いたのは、非常に素晴らしい事と思います。
 しかも、両形態ともに非常に素晴らしい!
 仮に変形せずとも、単体の立体物としても成り立ってしまう程のクォリティです。


 困った時に

 ちなみに、バンダイにしては珍しく変形のクリアランスがギリギリのものとなっています。

 何回か変形させてみたところ、エンジャモンからパタモンに戻すカギは
 「足の位置」という解答にたどりついたので、その写真を掲載しておきます。
 足がキチンと折りたたまれていれば、頭部は自然に収まりますんで。
 パタモンが上手く閉じない方は一度お試しを(笑)。


 エンジェモンその2

 パタモンは羽根ぐらいしか動くところがないので割愛しますが、
 エンジェモンはなかなかの可動箇所(変形のためですが)を誇っています。
 しかも、軸関節とボールジョイントの使い分けが絶妙!
 こういった点は流石バンダイといった所でしょうか(頭が抜けやすいのがチト残念ですが)。

 ただ、ひとつだけ惜しいとこがあります。それは

 「肩の上下スイングがない事」

 です。これがないので、武器を両手で構えられないのです。
 ホント、他が素晴らしすぎるのでここだけがメチャクチャ目立ってしまいます。惜しい!

 でも、それを差し引いても間違いなくオススメできるおもちゃです。
 関節の位置どりなど、まだまだBWに一歩譲る点も多いのですが、
 今後が非常に楽しみなラインナップといえるのではないでしょうか?


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