第７回：超合金魂 ＧＸ−０３ コン・バトラーＶ
（メーカー：バンダイ １９９９年発売）
１．コンバイン １．２．３ ４．５ しゅつげきだ
２．れつつ！ コンバイン！
３．せいぎのせんしだ コン・バトラーＶ
４．みたか でんじの ひっさつのわざ
注：今回の特集の資料は「当時の私の記憶」だけです。
ですから色々とミスがあるとおもいますけど、大目にみてください。
スパロボで調べようとしたら、人に貸したままでした（笑）。
待望の超合金魂第三弾、コン・バトラーＶです。
人によって様々な意見があると思いますが、
「コン・バトラーＶの特徴は？」と聞かれたら、ほとんどの人が
「５体のマシンが合体すること」
という答えが返ってくることと思います。
コン・バトラーＶ以前にも合体するロボットはいくつかありました。
しかし、従来の合体ロボットと違ってコン・バトラーＶは
「おもちゃが劇中どおりに合体する」
という、他のロボットのインパクトを吹き飛ばす特徴があります。
現在のヒネた目で見れば、スポンサーとのタイアップとか、
合体そのものは単純なものとか色々言えますが、そんな事はどうでもいいです。
何より、リアルタイムで番組を観ていた私には、劇中の
「レッツ！ コンバイン！」
が自分の手で再現できることに胸を躍らせました。
なにせ今でも合体時のＢＧＭを覚えているくらいですから（笑）。
余談ですが、説明書の開発者の方のコメントに
「当時の玩具の出来にギモンを感じた」と書かれています。
しかし、当時の私はそんな事は全く感じませんでした。
家が貧乏だったので（笑）、結局はバトルジェットしか買ってもらえなかったのですが、
あのバトルジェットは間違いなく劇中そっくりだったと今でも思っています。
閑話休題、肝心の超合金魂コン・バトラーＶの出来ですが
「できるだけテレビの合体シーンを再現することを目標にした」
という開発者の方のコメント通り、ほぼ劇中どおりの合体シーンが
再現できるという、非常に素晴らしい出来になっています。
ご存知かと思いますが、コン・バトラーＶの合体は一見矛盾がないようで、
実は結構おかしな点があったりします（翼の収納とか）。
そういった物理的な問題点を、かなりいい感じで解消しています。
今となっては「番組どおりの合体」というのは当り前ですが、当時できなかった
（と思われる）ものが今できるという事は、なんとも言いようがない位嬉しい事です。
また、コン・バトラーＶのもうひとつの特徴、「豊富な武器」も
かなりいい感じで再現されています。当時番組を観ていた方、
ないしはスーパーロボット大戦をプレイされた方ならご存知かと
思いますけど、コン・バトラーＶは無限ともいえる武器を所有しています。
残念ながらそれら全てを再現する事はできませんでしたが、
代表的な武器は概ね揃っています。しかも武器のチョイスはバッチリです（笑）。
これらの「合体」と「武器」によって、遊びのバリエーションにはホント事欠きません。
「１２８００円」という価格は、決して安くはありません。
しかし、私はこのおもちゃにはそれ以上の価値があると断言できます。
当時、劇中の合体シーンを観て、様々な必殺技を放つシーンを観て
「カッコいい！」
と思われた方は、是非とも手にとってみてください。
「あの場面」が心に蘇ることを約束します。
