王国買い物日記〜最後まで頑張りますです〜
08月31日(金)
・百獣戦隊ガオレンジャー パワーアニマルシリーズ(バンダイ)
という訳で、本HP最後の買い物日記は「百獣戦隊ガオレンジャー」の
パワーアニマルシリーズでいきたいと思います。
このパワーアニマルシリーズ「ユニット交換によるパワーアップ」、
という今までありそうでなかったシステムが採用されています。
要は「ロボット同士の強化合体」ではなく「合体前のメカの組み合わせが変化する」
事によって、新たなロボットが完成するわけです。
この試み、なかなか面白いと思うんですけど、毎月のようにパワーアニマルが発売されて
買う側としては大変です(笑)。
また、ギンガマンのギガフェニックス・ライノス、ゴーゴーVのビクトリーロボあたりから
見られるようになった「ユニット単体としての完成度」もなにげに素晴らしいものになっています。
「合体ロボのパーツ」ではなく「単体メカが合体してロボットになる」という、
合体ロボでは割と忘れられがちな点がしっかり抑えられている出来ではないでしょうか?
ホント、あまりもの塗装の美しさに合体を躊躇してしまうくらいです(笑)。
では、その基本となる5体のパワーアニマルから見ていきましょう。
「灼熱の獅子」ことガオレッドが操る、ガオライオンです。
合体時には胸部を構成します。
ご覧のとおり、メタリックレッドの塗装がメチャクチャ美しいです!
また、合体の都合上、胸部を構成するメカは箱っぽいデザインになりやすいのですが、
このガオライオンは見事なまでに曲面で構成されています。
バンダイらしくなく、変形ギミックはちょっと複雑なんですけど、
胸部パーツになった時の手足の納まりようには感動すら覚えます(笑)。
で、その合体ギミックのため手足の可動範囲が結構広いのも特徴です。
「孤高の荒鷲」ことガオイエロー操る、ガオイーグルです。
合体時には頭部を構成します。
これまた、翼の塗装の美しいこと!
尾羽を頭部の冠に見たてたり、合体時に翼がガオライオンのたてがみを
構成したりと、なにげにナイスアイデアなギミックが多いです。
これまた合体ギミックのため、翼・脚部の可動範囲が結構広くとられているのも嬉しいところです。
「鋼の猛牛」こと、ガオブラック操る、ガオバイソンです。
合体時には脚部を構成します。
合体時の変形ギミックはなにげに面白いものになっています。
機会があったらぜひ遊んでみてください。
他のパワーアニマルは全体的にカッコいいデザインなのに、
このガオバイソンだけ「・・・・・牛?」という、ちょっとかわいそうな役回りだったりします(笑)。
でも、タンクモードに変形したり合金が多くて重かったり(笑)と、他には
ないギミックもいろいろあるので、良しとしましょう!
・・・・・ちなみに、タンクモードの写真は撮り忘れました。すいません〜。
「怒涛の鮫」ことガオブルー操る、ガオシャークです。
合体時には右腕になります。
劇中で身体をくねらせながら空中を泳いでくるのがラブリー(笑)。
他のパワーアニマルと違って足がないため、コロガシ走行のための
タイヤがついています。
「麗しの白虎」ことガオホワイト操る、ガオタイガーです。
合体時には左腕になります。
コイツの特徴は、なにより美しいホワイトパールの塗装です。
ハッキリ言って、写真なんかじゃ全然わかりません!
機会があったら現物を見てみてください。あまりの美しさにビックリしますよ。
また、ガオライオン同様手足の可動範囲が広いのも特徴です。
ただ、変形がちょっとタイトなのが残念です・・・・。
さきほども言いましたけど、とにかくパワーアニマル単体の完成度が高いのには
本当に驚かされます。
塗装も非常に丁寧に仕上がっており、見ていて本当に飽きません。
また、私が動物型のメカでこだわるポイント「口が可動する」が全ての
パワーアニマルに導入されているのも嬉しいところです。
動物型メカって、口が動くだけでだいぶ表情が変わりますからね!
ただ、単体の内容にこだわりすぎた故に、変形のギミックが
少々煩雑になっているのが非常に残念なところです。
この辺はちょっとバンダイらしくないなあと思いました。
逆にいえば、それ位しかツッコミどころがない位素晴らしいおもちゃなのですが・・・・。
・・・・そして、この5匹のパワーアニマルが1つになった時、偉大なる精霊の王が誕生する!
百獣合体!(ガオキングのページへ)