五星戦隊ダイレンジャー
五星合体DX大連王(メーカー:バンダイ 1993年発売)
これが大連王の核となる「気伝獣・龍星王」です。ご覧のとおり、東洋の「龍」がモチーフです。
いわゆる「ドラゴン」から変形するロボットは今まで何体かあったのですが、「龍」がモチーフというのは非常に珍しい
(私はこれしか知りません)と思います。プロポーションも、見事に龍の形をしていて非常にカッコいいと思います。
劇中の空を飛んでいるシーンは、気持ちよさそうにクネクネしていました(笑)。
顔の部分のアップです。個人的にお気に入りなので載せてみました。
これがロボット形態「気伝武人」です。戦隊ロボらしからぬスマートなプロポーションが新鮮です。
関節部が結構可動しますので、色々なポーズをとらせることが可能です。
武器は「気伝飛龍棍」、必殺技は棍を回転させながら相手を切り裂く? 「大風車切り」です。
気伝武人のアップです。キリリとした口もとがいい感じです。
この「龍星王・気伝武人」は、珍しく単体で売り出され、当時結構ヒットしたそうです。
残り4体の気伝獣、左上段から「星天馬」「星鳳凰」「星獅子」「星麒麟」です。上記4体をこのように台座に
のせることが可能です。但し、乗せているだけなので、傾けると落ちてしまいます(笑)。
上記の形態に気伝武人を乗せた形態を「天空気殿」といいます。おそらくジュウレンジャーのダイノタンカーを
意識したものだと思うのですが、個人的にはあまりカッコよくないと思います(笑)。
余談ですが、この天空気殿にさらに2体の気伝獣を加えた最終形態「重甲気殿」というものがあるのですが、
ハッキリ言ってその姿は「スゴイ」です。さらに重甲気殿の必殺技も「スゴイ」です。
そのうち機会があれば紹介したいと思います。
これら5体が合体した姿がこの「大連王」です。いかにも「武人」のような姿をしていて、結構気にいっています。
必殺技は「大王剣」を使った「大王剣・疾風怒濤」です。必殺技を放つ瞬間に目が光るのは、お約束ながら
「カッコいいなあ」と思ってしまいます。
頭部のアップです。写真では少し見づらいのですが、口は気伝武人の口がそのまま見えています。
そこが「兜」っぽくてカッコいいです。
プロポーションやギミックなど、気に入っているところが多い大連王ですが、ひとつだけイヤになった所が
ありました。それは「シールが多すぎる」所です。おそらく貼る箇所が100箇所近くあるのではないのでしょうか?
コストダウンのしわ寄せだと思うのですが、いくらなんでもこの数は多すぎます。おそらくは全国のお父様方は
放映当時に苦労されたと思います(笑)。個人的には、今年発売されたギンガイオーくらいが丁度良いのでは、
と思っています。